最近は春らしい陽気が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年は例年に比べて花粉が3倍というニュースも話題になっていますね。 とにかく最近は風が強く、雨も降らないので空気が乾燥しているせいか、花粉がより飛びやすくなっているのかもしれません。
私自身も花粉症なのですが、おかげさまで症状はかなり軽く、あまり気になりません。ただ、やはりこの時期特有の「自律神経の乱れ」はひしひしと感じています。
実は私、毎年この時期になると胃腸の調子を崩してしまうんです。これも春特有の自律神経の乱れが原因だと考えています。
東洋医学の「五行式体表」で見る春
東洋医学には「五行式体表」という考え方があります。春に関係するものを並べてみると、今の時期の不調がよく分かります。
- 色: 青
- 季節: 春
- 環境: 風
- 五臓: 肝
- 五官: 目
- 部位: 爪
たしかに、この時期は「目」に症状が出やすいですよね。 また、自律神経を司る「肝」の気が旺盛になりすぎると、イライラなどの情緒不安定な症状も出やすくなりがちです。
春の養生:青い食べ物とリラックス
この時期は、五行で春の色とされる「青(緑)」の食べ物をたくさん食べたいですね。 旬の野菜の菜の花、ふき、アスパラガス、青魚(サバやイワシなど)も肝を整えるのにとても良い気がしています。
そして、何より大事なのはリラックスしてのびのびと過ごすこと。 なかなか休養が取れないという方は、隙間時間にセルフマッサージをすることをお勧めします。お金もかかりませんし、春は肩などが凝りやすいので、自分でほぐすだけでもかなり楽になりますよ。
鍼灸学生さんへ:人体は最強の教科書
ここで鍼灸学生さんへ、特にお勧めしたいのがこのセルフマッサージです。 私の得意科目は「経穴」でしたが、実はツボを自分で触りながらマッサージして覚えました。
鍼をしなくても、ツボをマッサージするだけでかなりの効果を実感できます。 さらに、経穴の位置だけでなく、触りながら筋肉の起始・停止も一緒に覚えられるので一石二鳥です。
とにかく人体は最強の教科書です。ぜひ自分の体でよく確かめてみてください。
胃腸の不快感と自律神経に効くツボ
私が毎日お灸をしている、おすすめのツボをご紹介します。
- 中脘(ちゅうかん): お腹の真ん中。胃の調子を整えます。
- 足三里(あしさんり): 足の疲れだけでなく、胃腸の養生には欠かせません。
- 天枢(てんすう): おへその横。お腹の不快感に。
- 外関(がいかん): 手首の甲側にあります。自律神経を整え、耳鳴りや頭痛、肩こりにも効果的です。
これらのツボに、毎日お灸を据えてみてください。 ツボの詳しい場所は、こちらの「せんねん灸」さんの動画が分かりやすいのでリンクを貼っておきますね。
春の風に負けず、自分の体を労わりながら、のびやかに過ごしていきましょう!
